【子どもが喜ぶ♪】オリジナルアイシングクッキーの作り方!

今回はオリジナルアイシングクッキーの作り方をご紹介します。

もちろん、ギフトにも喜ばれるアイシングクッキーですが、
ケーキに飾れば、普通のショートケーキもオリジナルのデコレーションにグレードアップ♪

「ケーキを手作り」となると、手間も費用も掛かり、かなり大変ですが、
アイシングクッキーだけなら、隙間時間で道具も少なく作れますよ♪

既存のクッキー型でくりぬいても作れますが、クッキー型が無くても大丈夫♪
ここでは、1からデザインした完全オンリーワンのクッキーの作り方を丁寧にご紹介します。

今回は4歳になる息子のバースデーケーキに乗せるアイシングクッキーを作っていきますよ。

ケーキ本体は、ケーキ屋さんに注文済み。
4人家族なので、5号サイズ(直径約15㎝)のイチゴのショートケーキを予約しました。
当日その上に、手作りクッキーを乗せたいと思います。

イラストを準備

まずは、アイシングクッキーにしたいイラストを用意します。
もちろん自分で描いても良いですし、見本になるイラストを探してカラーコピーしてもOK!

用意するイラスト選びのポイントは

・簡単、シンプルであること
・使われている”色”が少ないこと

この2点に注意して選ばないと、難易度の高いアイシングになってしまいますよ!

今回は、イメージ通りの画像が見つからなかったので、自分で描いてみました。
↓↓こちらですね。

息子の好きな「副都心線10000系」という電車です。

うっすら見える円の直径は8.5㎝。5号のケーキにちょうど良い大きさになるよう、この円を基準に描きました。

色は「黒(輪郭線)、濃いグレー、薄いグレー、白、黄色」の4色。
色が増えれば増えるほど、アイシングをたくさん作らなければいけなくなるので、
5色くらいには抑えたいですね。

イラストを完成品の大きさにする

アイシングクッキーにするイラストが決まったら、「完成品の実物大」にしておきましょう。

どのくらいの大きさのアイシングクッキーを完成させたいか、拡大縮小のカラーコピーで、大きさを調整します。

クッキーのふちは少し余白を取るので、若干大きめにしておくと、ちょうどよいかもしれません。

↑今回描いたイラスト(左)が少し小さかったので、拡大カラーコピーしました(右)。

大きさが決まったら、イラストをきれいに切り抜いておきます。

↑輪郭線に沿って切り抜きます。
これがアイシングクッキーの型になりますよ!

クッキーを作る

完成見本となるイラストが用意出来たら、続いてはクッキーを焼きます。
まずはクッキー生地を用意しましょう。

今回は、簡単に市販のクッキー生地を買ってきました!

スーパーの冷凍コーナーにあります。
中はこんな感じ。

↑これ、便利ですよ~!!
冷凍されてまして、伸ばして焼くだけでクッキーが出来ちゃいます♪
一応丸い形用のようですが、伸ばして型で抜くことも出来ます!

こちらのクッキー生地が用意出来れば、解凍するだけで準備完了です。

もちろん、型抜きクッキーのレシピで最初から作ってもOK!

参考までに、「型抜きクッキー」レシピ
・無塩バター……………..150g←室温に出し、柔らかくしておく
・粉糖……………………..100g
・全卵……………………..50g←室温に出しておく
・薄力粉…………………..280g←ふるっておく
・アーモンドプードル……33g
①クリーム状に柔らかくしたバターに粉糖を入れてよく混ぜる。
②1に、全卵を入れ、よく混ぜる。
③2に、薄力粉とアーモンドプードルを入れ、よく混ぜる。
④ひとまとめにラップし、冷蔵庫で一晩寝かせる。

クッキーを成形

クッキー生地が用意出来たら、伸ばして成形します。

平らなところで、麺棒で伸ばします。
麺棒が無い場合は、ラップの芯でも伸せますよ。

↓下の画像のように、クッキーの元をクッキングシートで挟んで伸ばすと、汚れ物も減らせて、台や麺棒に張り付きません。

↑クッキーの元の下にクッキングシートを敷いて、上にもクッキングシートをかぶせます。

始めは上から体重をかけて押すようにつぶして、
厚さが1㎝くらいになったら、真ん中から麺棒でゆっくり伸ばします。

目指す厚さは約3㎜、大きさは20㎝の正方形くらいです。
↓見本は下の画像の感じ

このあと切り抜いていくので、きちんと正方形に伸せなくても大丈夫です。
極端に薄いところがあると割れたり焦げる原因になるので、厚さを均一に伸ばせるよう意識しましょう!

伸ばし終えたら、一度冷蔵庫へ。
生地が柔らかすぎると、切り取りにくくなります。
30分ほど冷蔵庫に入れて、固めましょう。


生地がしっかりと固まったら、
原寸大に切ったイラストを当てて、ナイフでクッキー生地を切り抜きます。

イラストに沿って切り抜きます。
3個切り抜くとこんな感じ

予備を含めて、3個ほど切り抜いておきたいですね。
伸した生地からたくさん切り抜けるよう、端からつめて切り抜いていきましょう。

途中で生地が柔らかくなって切り取りづらくなってきたら、
その都度、冷蔵庫に入れ、固くしてから切り抜き再開しましょう。

生地が柔らかいまま切り抜こうとすると、失敗の元。
ここは面倒くさくても、固さを守ることが成功のポイントだよ。

切り抜きが終わったら、余白の部分にナイフで筋を入れ、要らないクッキー生地を取り除いていきます。ナイフで筋を入れることで、イラスト型に抜いたクッキーを傷つけずに、不要な部分を外しやすくします。

生地は薄く、破れやすいので、使う部分のクッキー生地は出来るだけ持たないように!!

筋の入れ方はこんな感じ。
使う部分を移動させるのではなく、不要な部分を取り除きましょう。

不要なクッキー生地を取り除いて、イラストの形のクッキー生地だけになったら、
仕上げに「バリ」をきれいに取り除きましょう。

「バリ」とは、切り抜いた後、使う部分に残った生地のはみだしのこと。
残したまま焼くと、出来上がりのクッキーのラインが汚くなるので、きれいに整えましょう。

「バリ」の整え、、、
少しのことだけど、きれいな出来上がりには重要なポイント!

↓丸で囲んだ部分が、目立つ「バリ」。ナイフで丁寧に切り取りましょう。

「バリ」も取れて、クッキーの形が出来上がったら、最後にフォークで「ピケ」を入れます。

「ピケ」とは生地に数か所穴をあけて、焼き縮みや膨らみを防止すること。
たくさん開けすぎると、アイシングが描きにくくなるので、3㎝置きくらいに数か所入れます。

クッキーの形がよれたりしないように、優しく入れましょう。

フォークでOK
オーブンに入れる直前

「ピケ」を入れ終わったら、オーブンへ。
クッキー同士が近くても、そんなに膨らまないので大丈夫です。
もし、くっついている場合は、つながってしまう恐れがあるので離します。

クッキー生地は破れやすいので、出来るだけ動かさないが鉄則ですが、
動かす必要がある場合は、
①冷蔵庫で冷やし固めてから
②手で持ち上げず、ターナーなどを差し込んで持ち上げる
この2点に注意しましょう。

クッキングシートを切り離して、クッキングシートごと移動させるのも手です。

焼き時間は、クッキーの元の外袋や、レシピに描いてある通り。
大体180℃余熱あり、15分~20分程度ですね。

出来上がり

周りが少し焼き色が付くくらいで完成です。

アイシングを作る

クッキーの準備が出来たら、アイシングの出番です!

通常、粉糖+卵白+色粉で作りますが、今回はこれ↓↓

今回は、赤・青・黄・白を用意しました。
こちらはアイシング用の絞り袋

100均やスーパーなどに売っているアイシングの元を使います。
水を入れるだけで、アイシングが出来上がり。着色もされているため、色粉も不要です。

完成のイラストを見て、必要な色を買いそろえておきましょう。

欲しい色が無い場合でも、赤・青・黄色があれば、色同士を混ぜてどんな色でも作れますよ!
水を入れて作るアイシングの元を使う場合は、白色を多めに用意しておきましょう。

参考までに、「基本のアイシングの作り方」
(アイシングの元を使わない場合は、こちらを作ってください)
・卵白…………..1個分
・粉糖…………..200~250g
・着色用色素…..適宜
①卵白に粉糖を入れ、よく混ぜる。
②固すぎる場合は卵白を足し、柔らかすぎる場合は粉糖を足す。かたさがちょうど良ければ完成。
③必要に応じて、あらかじめ水で溶いた色素を入れ、着色する。

アイシングの元を使う場合、外袋の表示にしたがって水を入れます。
思っている以上に入れる水は少ないです。水を足す時はすこー--しずつ。

水を入れすぎた場合は、アイシングの元を足しましょう。
出来上がりのアイシングはこんな感じ↓

スプーンの混ぜた後がしっかり残るくらいですね。
輪郭線=少し固め
広く塗る色=少し柔らかめ
の、イメージで作りましょう。

アイシングを作るときは、使う色を全色一度に作っておいた方が手間になりません。
薄い色から順に作り、出来たらすぐにコルネに入れましょう。(コルネの先端は書くときに切りましょう。)

↓↓コルネの扱い方は、こちらの生地を参照してください♪

さて、アイシングはとても乾燥しやすく、一度乾燥すると元に戻りません
また、一部が乾燥してしまうと、コルネの先が詰まる原因になります。

アイシングを作ったら出来るだけ空気に触れないよう、コルネに入れるか、しっかりラップしておきましょう!!

ぴったりラップをしておきます。

輪郭を描く

クッキーが完全に冷めたことを確認したら、いよいよクッキーに描いていきます!!

まずは輪郭から
輪郭用のアイシングコルネの先を切り、ちょうどよい太さで描けるよう調整します(2㎜程度)。

完成のイラストを横で見ながら、外側から描いていきましょう。

↓ペン先はクッキーから少し浮かして、落とすように描いていきます。

↓輪郭線だけ描きあがりました。

予備用に2枚、同じものを作っておきます。
輪郭線が描き終えたら、一晩おいて、しっかり固めます。

ここでしっかり時間をおかないと、隣同士の色がにじんでしまいますよ!

↓先を切ったアイシングコルネは、乾燥防止にしっかりラップで巻いておきましょう。

色を塗る

輪郭線がしっかりと固まったら、内側の色を塗っていきます。
基本は一色ずつ

今回は、
茶色→(乾燥)→白→(乾燥)→黒→(乾燥)→黄色・グレー
の順に塗りました。

色が隣り合う場合は、一色塗るごとに半日ほど置いて、固めましょう。

↑予備と同時進行で。

↑広く塗る場所は、ムラにならないよう、端から少しずつ広げていきます。
時間がかかると乾燥し始めてしまうので、一気に塗りましょう!

↑こちらで完成です。
きれいに出来上がった方を当日使います。

↑余ったクッキー生地を、再度集めて伸ばして、ネームプレートも作りました。

ケーキに乗せて、完成!

ケーキに乗せて完成です!!
↓ケーキは5号サイズ。

今回の完成品です!
こちらは前年の「ドクターイエロークッキー」です。
「ハヤブサ」のキャンドルは↓↓でご紹介しています。

手作りクッキーなので、完成したら出来るだけ早く食べましょう!!
ケーキに乗せる前日にアイシングクッキーが完成すると望ましいですね。

今回のアイシングクッキーの準備日程は、
1日目 イラストの準備・クッキーの準備と焼き上げ・アイシングの準備
2日目 輪郭線描き
3日目 茶色、(少し時間をおいて)白色塗り
4日目 黒、(少し時間をおいて)黄色・グレー塗り
でしたので、ケーキに乗せる4日前から作り始めました。

イラストの準備はもう少し前から出来ますし、使う色の種類なども考えて、ケーキに乗せる当日から逆算して作り始めましょう!

アイシングの扱い方には多少の慣れも必要ですが、コツを掴めば、隙間時間に省スペースで完成!手軽にスペシャル感を演出してくれるアイテムです♪

今回ご紹介した作り方なら、大きいものも小さいものも、どんな形でも応用OK!

バースデーケーキのデコレーションに、気の利いたギフトに、ぜひご活用ください♡

 

手作りに自信の無い方は、こんなケーキもありますよ↓↓
一度お試しあれ♡

 

↓↓こちらも一緒に飾るのもおすすめ♪♪
新幹線型のキャンドルです♡

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